BtoBマーケティングツールのおすすめ17選!選定ポイントや注意点も紹介
BtoBマーケティング業務は、市場分析や情報収集など、最適な戦略の立案を実現するために多くの業務に対応しなければなりません。
しかし、BtoBマーケティングでは、人材やリソース不足により業務の遂行に支障が出やすいという課題があります。
こうした課題を解消するには、BtoBマーケティングツールの活用が有効です。ツールを活用すれば、マーケティングプロセスを自動化できます。
とはいえ、BtoBマーケティングにはさまざまな種類があるため、何を基準に選べばいいか迷う方もいるでしょう。
そこで本記事では、BtoBマーケティングツールのおすすめ17選を紹介します。選定ポイントや注意点も紹介しますので、ぜひ活用してください。
BtoBマーケティングツールのタイプは6種類
BtoBマーケティングに活用できるツールは、6種類あります。
種類によって搭載されている機能が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。
- MAツール
- SFAツール
- BIツール
- 広告運用自動化ツール
- アナリティクスツール
- アトリビューション分析ツール
MAツール
MA(マーケティングオートメーション)ツールは、新規顧客を獲得するための業務を自動化する役割があります。
マーケティング業務では、新規顧客を獲得するために以下のプロセスを実施します。
- リードジェネレーション(見込み顧客の獲得)
- リードナーチャリング(見込み顧客の育成)
- リードクオリフィケーション(見込み顧客の選別)
マーケティング活動をスムーズに遂行するには、リードを適切に管理する必要があります。
見込み顧客と一口にいっても、全てが成果につながるわけではありません。そこで、顧客を育成し、その中から成果につながる可能性の高いホットリードを見極めます。
MAツールを活用すれば、新規顧客の獲得を目的とした業務を自動化できるのがメリットです。
SFAツール
SFA(営業支援)は、営業活動を自動化し支援するツールです。
新規顧客の獲得に向けてマーケティング部門で企画・立案した戦略は、営業部門に引き継がれます。
しかし、戦略に基づく営業活動の成果を把握するには、営業部門からのフィードバックが必要です。
フィードバックに基づき、PDCAサイクルを回しながら効果測定と改善を繰り返すことで、戦略の精度が向上します。
SFAツールは、営業活動を可視化できるので、マーケティング部門が効果を検証する際に活用できます。
BIツール
BI(Business Intelligence)ツールは、大量のデータから必要な情報をピックアップして、分析・見える化する役割があります。
BtoBマーケティングにおいて精度の高い戦略を立案するには、多くの情報を収集して分析しなければなりません。
情報収集や分析を手作業で行うと、時間と手間がかかるだけでなく、人的ミスが生じる恐れがあります。
そこでBIツールを活用すれば、業務効率化と人的ミスの防止につながります。
広告運用自動化ツール
BtoBマーケティングにおいては、広告運用も重要な施策です。
しかし、広告運用には専門的な知識を持つ人材が必要であり、運用にはリソースも消費します。
そこで、広告運用自動化ツールを活用すれば、専門的な知識がなくても広告運用が可能です。業務を自動化できるため、リソース不足の課題も解消できるでしょう。
アナリティクスツール
アナリティクスツールは、アクセス解析ツールのことです。
自社Webサイトを訪問したユーザーに関する情報を収集できます。
- 閲覧数
- 流入経路
- ユーザーの属性
- ユーザーの行動
- サイト内の足跡
- コンバージョン達成率
アナリティクスツールでは、これらの情報をリアルタイムで確認できるのもポイントです。
アトリビューション分析ツール
アトリビューション分析ツールとは、ユーザーがコンバージョンに至るまでの経緯を可視化する役割があります。
BtoBにおいては、見込み顧客から成果に至るまで、長期化することも少なくありません。
特に広告運用では、費用対効果が分かりづらいといった課題もあります。
そこで、アトリビューション分析ツールを活用すれば、ユーザーの行動を可視化できるため、広告運用の無駄を省き、費用対効果を高められるでしょう。
BtoBマーケティング向けMAツールおすすめ3選
それでは、BtoBマーケティング向けのMAツールを3つ紹介します。
- SATORI
- GENIEE MA
- List Finder
SATORI
運営会社 | SATORI株式会社 |
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料金(税込) | 初期費用:330,000円 月額費用:162,800円 |
主な機能 | アクセス企業リスト セグメント メール配信 スコアリング カスタマー情報閲覧 ホットアラート表示など |
無料トライアル | デモ(要問い合わせ) |
公式サイト | https://satori.marketing/ |
SATORIは、見込み顧客の獲得・見込み顧客の育成・見込み顧客の管理まで、BtoBマーケティング業務に必要な機能を網羅しています。
Webサイトに計測タグを埋め込むだけなので、簡単に導入できるのも嬉しいポイントです。
専門のスタッフによるサポートや、オンライン・オフラインへルプ、動画やセミナーなどサポート体制も充実しています。
GENIEE MA
運営会社 | 株式会社ジーニー |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | カスタマー管理 ラベル設計 スコアリング フォーム作成 メール配信 キャンペーンレポートなど |
無料トライアル | ◯(15日間) |
公式サイト | https://ma-jin.jp/ |
GENIEE MAは、直観的に使いやすいインターフェースで運用できるツールです。
BtoBマーケティングに必要な機能が充実しているので、顧客発掘から営業までワンストップで事業を拡大できます。
さらに、多様な配信チャネルで幅広い顧客にリーチできるので、顧客の取りこぼし防止にも役立つでしょう。
List Finder
運営会社 | 株式会社Innovation X Solutions |
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料金 | フリー 初期費用:0円 月額費用:0円 ライト 初期費用:100,000円 月額費用:45,000円 スタンダード 初期費用:100,000円 月額費用:69,000円 プレミアム 初期費用:100,000円 月額費用:92,0000円 |
主な機能 | 名刺データ化代行 企業属性付与 メール配信 アクセス解析 スコアリング 優先リード通知など |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://promote.list-finder.jp/ |
List Finderは、リード管理・リード育成・アプローチまで、BtoBマーケティングに役立つ機能が搭載されたツールです。
直感的な操作が可能なので、MAツールの導入経験がなくても使いやすいでしょう。専任コンサルタントによる、半年間の伴走支援も受けられます。
無料プランから試せるので、スモールスタートにもうってつけです。
BtoBマーケティング向けSFAツールおすすめ3選
BtoBマーケティング向けSFAツールのおすすめを3つ紹介します。
- Mazrica Sales
- Sales Cloud
- kintone
Mazrica Sales
運営会社 | 株式会社マツリカ |
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料金 | 初期費用:0円 月額費用:157,500円~/5人のユーザーを含む |
主な機能 | Webフォーム 案件の自動作成 メール配信 スコアリング AI一括名寄せ 外部ツール連携 ホットリード自動通知など |
無料トライアル | ◯(要問い合わせ) |
公式サイト | https://product-senses.mazrica.com/ |
Mazrica Salesは、営業データを活用してマーケティング活動を支援するプラットフォームです。
見込み顧客の創出から成約までが、1つのツールで完結します。Web行動の履歴は自動で営業に連携されるため、部門間連携の強化にも役立つでしょう。
サポート体制も充実しており、MAやCRM(顧客関係管理)の導入もスムーズです。
Sales Cloud
運営会社 | 株式会社セールスフォース・ジャパン |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | 見込み顧客の管理 取引先と商談の管理 売上予測管理 ワークフローとプロセスの自動化 |
無料トライアル | ◯(30日間) |
公式サイト | https://www.salesforce.com/jp/sales/ |
Sales Cloudは、AI搭載CRMがビジネスの成長を支援するツールです。
営業活動はもとより、マーケティング活動も一元化したプラットフォームで簡単に管理できます。内容は自動的に同期されるので、情報共有もスムーズでしょう。
プロセスの構築は、ドラッグ&ドロップのみのシンプル操作で設計できます。
kintone
運営会社 | サイボウズ株式会社 |
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料金(税込) | 初期費用:0円 ライトコース:月額1,100円 スタンダードコース:月額1,980円 ワイドコース:月額3,300円 |
主な機能 | データ集計 プロジェクト管理 原稿管理 企画のアイデア出し ファイル管理 イベント・セミナー管理など |
無料トライアル | ◯(30日間) |
公式サイト | https://kintone.cybozu.co.jp/ |
Kintoneは、会社全体または、各部門別で利用できる業務プラットフォームです。
企画やマーケティングにも活用できる機能が集約されており、データ集計や分析も簡単に行えます。
少人数から数万人のチームまで、さまざまな用途に活用できるのも魅力です。
はじめやすい契約形態を採用しており、初期費用はかかりません。契約は1ユーザー単位、1ヶ月ごとの契約更新が可能です。
BtoBマーケティング向けBIツールおすすめ3選
では次に、BtoBマーケティング向けのBIツールを3つ紹介します。
- MotionBoard
- Looker Studio
- Tableau
MotionBoard
運営会社 | ウイングアーク1st株式会社 |
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料金(税込) | クラウド版 月額16,500円~ ※別途、初期費用。ご契約は1年単位 オンプレミス版 サブスクリプションライセンス:月額66,500円~ ※保守料含む。ご契約は1年単位 パーペチュアルライセンス [買い切り]:1,980,000円~ ※初年度の年間保守料含む |
主な機能 | 30種類以上のチャート 10種類以上の分析ロジック レポート出力・配信 アラート機能 60種類以上のデータソースへの接続 データ結合機能など |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://www.wingarc.com/product/motionboard/ |
MotionBoardは、データ活用に必要な機能を、1つのプラットフォームで管理できるBIツールです。
社内に散在するデータの集約から活用にも対応できるだけでなく、リアルタイムなデータの可視化にも対応しています。
マーケティングが難しいといわれる、製造業や小売・卸業での活用に適しています。
Looker Studio
運営会社 | |
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料金 | 無料 |
主な機能 | 容易に使用可能なウェブ インターフェース レポートテンプレート データコネクタ レポートの埋め込みなど |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://cloud.google.com/looker-studio?hl=ja |
Looker Studioは、無料で利用できるBIツールです。
社内データの読み取りや共有がスムーズで、カスタマイズ性にも優れています。
800以上のデータソースに接続したうえでのデータ統合や、可視化したデータの共有もスムーズです。
Tableau
運営会社 | セールスフォース・ジャパン株式会社 |
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料金 | Tableau Viewer:1,800円 Explorer:5,040円 Creator:9,000円 Tableau Enterprise Viewer:4,200円 Explorer:8,400円 Creator:13,800円 Tableau+ 要問い合わせ |
主な機能 | インサイト機能を使ったデータ検索 モニタリング データアーキテクチャの構築など |
無料トライアル | ◯(要問い合わせ) |
公式サイト | https://www.tableau.com/ja-jp |
Tableauは、組織のデータを最大限活用できる、ビジュアル分析プラットフォームです。
料金プランは、ビジネスニーズに合わせてエディションを選択し、ライセンスでカスタマイズできます。
マーケティング分析では、洞察を得るまでの時間を29%短縮できるので、業務効率化にも役立つでしょう。
BtoBマーケティング向け広告運用自動化ツールおすすめ3選
では次に、BtoBマーケティング向け広告運用自動化ツールのおすすめ3選を紹介します。
- Shirofune
- AD EBiS
- ATOM
Shirofune
運営会社 | 株式会社Shirofune |
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料金(税込) | セルフプラン ツール利用料:額広告費×5%(税抜) サポートプラン ツール利用料:額広告費×5%(税抜) サポート料:月額11万円 |
主な機能 | 初期設定 予算管理・入札最適化 運用改善 広告効果の可視化 レポート作成・分析など |
無料トライアル | ◯(2ヶ月間) ※セルフプランのみ |
公式サイト | https://shirofune.com/ |
Shirofuneは、国内導入実績No.1を謳う広告運用ツールです。
13,000件以上の導入実績があり、1日10分の簡単操作で広告効果がアップすると口コミでも高く評価されています。
プロの広告運用テクニックを再現できるので、ノウハウがない企業もスムーズに広告運用を自動化できます。
無料トライアルが2ヶ月間あり、じっくり試してから導入を検討できるのも魅力です。
AD EBiS
運営会社 | 株式会社イルグルム |
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料金 | 基本料金(定額)+従量課金 ※基本料金は契約プランによって変動 初期費用:0円 活用支援プログラム:0円 メール・電話サポート:0円 |
主な機能 | 計測 分析・活用 外部連携(オプション) |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://www.ebis.ne.jp/ |
AD EBiS(アドエビス)は、Web施策の成果を最大化するツールです。
ダッシュボードでは、指標を自社KPIに合わせて自由にカスタマイズできます。
点在化しているデータを一画面にまとめて比較できる「カテゴリ分析」では、全ウェブ施策のデータを確認できます。
オプション機能を活用すれば、社内システムとの連携も可能です。
ATOM
運営会社 | SO Technologies株式会社 |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | レポート機能 数値管理機能 データ出力機能 |
無料トライアル | ◯(要問い合わせ) |
公式サイト | https://www.atom.tools/top/ |
ATOMは、運用型広告のレポート作成を自動化するツールです。
数分で設定できる、標準搭載レポートが157種類用意されており、すぐに使えるテンプレートも充実しています。
取得したデータは、さまざまな出力形式に変換できるので、BIツールと連携して自由にアレンジできるのも魅力です。
また、複数の広告アカウントを1つの画面で確認・管理できる機能により、チェック時間の効率化も図れます。
BtoBマーケティング向けアナリティクスツールおすすめ2選
BtoBマーケティング向けのアナリティクスツールは、以下の2種類があります。
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
Googleアナリティクス
運営会社 | |
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料金 | 無料 |
主な機能 | リアルタイムでの利用状況 リアルタイムレポートの確認 ユーザー基本属性の確認 流入経路の確認 ユーザー行動の把握 |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/analytics/ |
Googleアナリティクスは、無料で利用できます。
デバイスやプラットフォームを問わず、ユーザー行動を確認・把握できるので、マーケティング精度の向上につながるでしょう。
Googleが提供する、その他のソリューションと連携できるのも魅力です。プラットフォームは、企業規模に合わせて選べます。
Googleサーチコンソール
運営会社 | |
---|---|
料金 | 無料 |
主な機能 | 検索クエリの確認 被リンク状況の確認 サイト内インデックスのエラー確認 URL検査 サイトマップ ぺナルティのチェック |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://search.google.com/search-console/about?hl=ja |
Googlサーチコンソールも、無料で利用できます。
自社サイトの検索トラフィックや表示順位の測定が容易で、問題があった場合はひと目でわかるのもポイントです。
検索クリエの確認や、コンテンツをGoogleインデックスに登録したりなど、便利な機能も充実しています。
BtoBマーケティング向けアトリビューション分析ツールおすすめ3選
では次に、BtoBマーケティング向けのアトリビューション分析ツールを3つ紹介します。
- MIERUCA
- AI アナリスト
- SiTest
MIERUCA
運営会社 | 株式会社Faber Company(ファベルカンパニー) |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | サジェストインテンション サジェスト自動グルーピング 競合流入キーワード調査 クエリタイプ分析 新規トピック分析 効果検証など |
無料トライアル | ◯(要問い合わせ) |
公式サイト | https://mieru-ca.com/ |
ミエルカは、1,900社以上で導入されているSEOツールです。
競合分析・カスタマーサクセス・学習コンテンツを1つに集約しているので、BtoBマーケティングにも活用できます。
ユーザーの意図や、競合他社が獲得しているキーワードをAIが自動分析する機能により、検索意図の深堀りやユーザー行動を可視化できるのもメリットです。
経験豊富なスタッフが施策を伴走支援するので、経験やノウハウに乏しい企業も安心して導入できるでしょう。
AI アナリスト
運営会社 | 株式会社WACUL(ワカル) |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | レポート機能 改善提案 |
無料トライアル | – |
公式サイト | https://wacul-ai.com/ |
AI アナリストは、Googleアナリティクスのデータを元に、分析・改善・提案・成果検証を実施して、マーケティング活動のPDCAを支えるツールです。
これまで39,000サイトを分析したデータとノウハウを駆使して、課題の把握や改善提案を提供します。
さらに、株式会社WACULが提供している実行支援サービスと組み合わせれば、マーケティング戦略設計のサポートも可能です。
SiTest
運営会社 | 株式会社グラッドキューブ |
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料金 | 要問い合わせ |
主な機能 | ヒートマップ レポート機能 アクセス解析 テスト機能 ノーコードウィジット Web広告連携など |
無料トライアル | ◯(要問い合わせ) |
公式サイト | https://sitest.jp/ |
SiTestは、ノーコードでWebサイトを改善するツールです。
サイト改善に必要な機能を集約しており、施策やタスク管理にも対応するのでマーケティングにも活用できます。
直感的な操作が可能ですが、使い方がわからない時は、Googleの資格を持つコンサルタントがサポートするので安心です。
BtoBマーケティングツールを選ぶ5つのポイント
BtoBマーケティングツールは、以下のポイントをおさえながら自社にマッチしたものを選んでください。
- BtoBに適したツールを選ぶ
- 機能性で選ぶ
- サポート体制の充実度で選ぶ
- 操作性で選ぶ
- 自社予算に合うツールを選ぶ
BtoBに適したツールを選ぶ
まず、BtoBマーケティングに適したツールを選んでください。
BtoBとBtoCでは、マーケティング戦略が異なるため、ツールに必要な機能も異なります。
BtoB | BtoC | |
---|---|---|
ターゲット | 法人 | 個人 |
顧客データ量 | 数百~数万件 | 数万~数十万件 |
分析する情報 | 見込み顧客のステータス クリック率 メールの開封率など | メール・SNS・アプリの各見込み顧客の行動 |
このように、ターゲットによって施策が異なります。間違えてBtoC向けのツールを選ぶと、マーケティング精度が低下しかねません。
機能性で選ぶ
BtoB向けのツールでも、搭載されている機能はそれぞれ異なるので注意が必要です。
たとえば、BtoBで扱うデータは、BtoCのように多くはありません。対応できるデータ量は数千~数万単位で十分でしょう。
また、BtoBでは検討期間が長くなるため、短期間しかデータを保存できないツールは不向きです。BtoBマーケティングには、中長期的なアプローチが可能なツールが適しています。
ツールに何を求めるのかを考えながら、本当に必要な機能が搭載されているかを確認してください。
サポート体制の充実度で選ぶ
そして、サポート体制の充実度も確認したいポイントです。
マーケティングツールの中には、活用するのに専門的な知識やスキルが必要になるケースもあります。
そこで、サポート体制が充実していれば、使い方を教えてもらえる他にも、トラブル時に手厚いサポートを受けられるので安心です。
また、万が一の時に備えて、サポートの受付時間や曜日も確認しておくといいでしょう。
操作性で選ぶ
マーケティングツールは、操作性も重要です。
高性能ツールを導入しても、複雑な操作が必要になると使用できるスタッフが限定されてしまいます。
現場の担当者が誰でも使用できるように、直感的な操作が可能なツールを選ぶといいでしょう。
無料トライアルが可能なら、試してから購入を検討できます。
自社予算に合うツールを選ぶ
ツールは、自社予算に合うかも重要です。
無料ツールは気軽に導入できる反面、機能が限定されるので注意してください。
高機能ツールは、機能が充実していても、使わない機能が多ければ無駄なコストを消費しかねません。
自社予算と照らし合わせながら、求める機能が搭載されているかを確認しましょう。
BtoBマーケティングツールを選ぶ際の注意点
では最後に、BtoBマーケティングツールを選ぶ際の注意点を紹介します。
- 導入の目的が明確化できているか
- 既存システムとの連携が可能であるか
導入の目的が明確化できているか
まず、導入の目的が明確化できているかを確認しましょう。
なんとなくあれば便利だという漠然とした理由では、最適なツールを選定できません。
どんな目的でマーケティングツールを導入したいのか、ツールの導入でどのようなメリットやベネフィットが得られるのかも考えてから決めましょう。
目的を明確にしておけば、最適なツールを選べます。
既存システムとの連携が可能であるか
すでに導入しているシステムがある場合は、これから導入するマーケティングツールとの連携が可能であることも重要です。
もし連携できなければ、ツールに合わせて業務プロセスを見直さなければなりません。
システムとの連携が必須の場合は、新たに導入し直す必要が生じ、余計なコストがかかります。
ツールを選ぶ際は、既存システムとの相性も確認してください。
まとめ:BtoBマーケティングツールは目的に合わせて最適なタイプを選ぼう
BtoBマーケティング業務は、戦略の企画や立案だけでなく、データ収集や分析、顧客情報の管理まで多岐にわたります。
業務量が多くなるため、人手不足やリソース不足の課題を抱えていると、業務に影響しかねません。
そこでツールを活用すれば、マーケティング業務を自動化できるので業務効率化を図れます。
BtoBマーケティングツールは種類があるため、本記事で紹介した情報を参考にしながら、目的に合わせて最適なタイプを選んでください。