営業のモチベーションアップを実現する9つの方法!やる気にさせるツールも紹介
営業マンや営業チームがモチベーションを保てなくなれば、成果につながらず営業成績が悪化する恐れがあります。
「営業で結果を出したいのにモチベーションを保てない……」
「営業チームのモチベーションを高める方法がわからない……」
このような悩みを抱える営業マンや営業チームの管理者は少なくありません。
営業のモチベーションはチームの士気にも影響するため、モチベーションアップを高め維持することが必要不可欠です。
そこで本記事では、営業のモチベーションアップを実現する9つの方法について解説します。モチベーションが高いことで得られる効果や、営業チームをやる気にさせるツールも紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
営業のモチベーション維持は簡単ではない
営業職は、戦略の立案からヒアリング、商談や契約・契約後のアフターフォローまでこなさなければならない業務がたくさんあります。プロジェクトを進める上では、他部署との連携も取らなくてはなりません。
また、営業ノルマがあれば、多くの業務をこなしながらノルマ達成に向けた対策なども必要です。
営業活動においては、顧客との商談が上手くいかないこともあります。ノルマを達成しなければならないというプレッシャーから、ストレスを抱えることもあるでしょう。
このような状況の中で業務を遂行するため、営業のモチベーションを維持し続けるのは容易ではありません。
営業でモチベーションの高さがもたらす5つの効果
それでは、営業におけるモチベーションの高さがもたらす効果を5つ紹介します。
- チーム内に活気が生まれる
- 高パフォーマンスを維持できる
- 個々が試行錯誤しようと考える
- チーム内での議論が活発化する
- 離職率の低下につながる
チーム内に活気が生まれる
まず、チーム内に活気が生まれます。
チーム全員のモチベーションがアップすれば、コミュニケーションもスムーズになるでしょう。
これにより、チームが活性化し一丸となって目標を達成しようという意識が高まります。
チームに活気が生まれれば、生産性の向上や業務効率化にもつなげられるでしょう。
高パフォーマンスを維持できる
高いパフォーマンスを維持できるのもメリットです。
モチベーションが高いときはやる気に満ち溢れており、積極的に行動しようとする傾向があります。
ポジティブな気持ちで仕事に取り組めばミスをしにくくなり、精神的な疲労も軽減されるでしょう。
その結果団結力も高まり、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながるのです。
個々が試行錯誤しようと考える
そして、個々が試行錯誤しようと考えるのも、モチベーションが高いことでもたらされる効果の一つです。
営業成績を上げるために目標を設定しても、すべて上手く行くとは限りません。目標を達成するには、課題を把握して最適な改善策を見出す必要があります。
チーム内のモチベーションが高ければ、個々が試行錯誤して改善策を見出そうとします。
チーム内での議論が活発化する
個々が積極的に行動するようになれば、チーム内での議論が活性化する効果が期待できます。
試行錯誤の結果導き出す結論は、人によって異なる場合があります。
意見が違ってもすり合わせによって妥協点を探れば、顧客にとっての最善策を導き出せるでしょう。
議論が活性化すれば、自ずとチーム内の士気も高まります。
離職率の低下につながる
高いモチベーションを維持し続けられれば、チーム内に活気が生まれるので職場環境が良くなります。
モチベーションを維持できなければ、職場環境が悪くなり離職率が高まる恐れがあります。離職率が高まれば、業務に支障が出る恐れがあるため早急に人材を確保しなければなりません。
その結果、採用費用や人材育成費用など人件費がかかります。
働きやすい環境の中で仕事にやりがいを感じられれば、社員の満足度が上がり離職率の低下にもつながるでしょう。
企業にとっても、採用費や人材育成費用を削減できるだけでなく、売上アップにつながる効果も期待できます。
営業のモチベーションを高める9つの方法
続いて、営業のモチベーションを高めるポイントを9つ紹介します。
- 実現可能なチームの目標を設定する
- 個々にあった目標を設定する
- 根拠のある評価軸を意識する
- チームビルディングを強化する
- 営業チーム内で成功例やナレッジなどの情報を共有する
- 営業活動とは関係ないタスクを削減する
- ボトムアップ式で社内の意見を吸い上げやすくする
- 個人のキャリアプランを達成するための支援をする
- 営業成績が可視化できるツールを導入する
実現可能なチームの目標を設定する
まず、実現可能なチームの目標を設定しましょう。
営業活動で成果を上げるには、ゴールとなる目標設定が必要不可欠です。目標が曖昧なまま営業活動を行っても、顧客ニーズにマッチしたアプローチはできません。
しかし、目標のハードルが高すぎると、営業チームへの負担が増えます。負担を強いられながら必死に営業活動をしても、結果を出せなければモチベーションは下がります。
目標を設定する場合は、チームの現状に合わせて実現可能な範囲で設定してください。
個々にあった目標を設定する
個々にあった目標を設定することも大切です。
同じチームであっても、営業マンのスキルは個人差があります。
たとえば、チーム全体で考えた場合は実現可能な目標であっても、営業スキルが低い社員にとってはハードルが高いと考える可能性があるからです。
その結果モチベーションが下がれば、チーム全体の士気にも影響しかねません。
チーム全体の目標とは別に、個々に合わせて達成しやすい目標を設定してください。
根拠のある評価軸を意識する
根拠のある評価軸を意識するように心がけましょう。
どんなに頑張って結果を出しても、適切に評価されなければモチベーションを維持できません。評価する際は、根拠を示す必要があります。
評価軸は企業が定めた人事評価制度を基準にします。
- 評価制度:営業スキルを評価し表彰する
- 等級制度:スキルや成果によって役職を与える
- 報酬制度:基本給アップや臨時ボーナスなどを支給する
言葉だけで労うよりも、根拠のある評価軸を提示すれば説得力が増します。評価された社員のモチベーションはさらに高まるでしょう。
チームビルディングを強化する
チームビルディングを強化するのも有効です。
チームビルディングとは、チーム全体が個々に実力を発揮して業務に注力できるような環境を整備することを指します。
営業スキルの高い営業マンでも、1人で対応できる範囲は限られるでしょう。そこで、チームビルディングでチーム全体を強化すれば、チームパフォーマンスが向上します。
営業スキルの底上げにつながれば、営業成績も上がり全体のモチベーションも維持しやすいでしょう。
営業チーム内で成功例やナレッジなどの情報を共有する
営業チーム内では、積極的に成功例やナレッジなどの情報を共有してください。
営業スキルが高い社員が自身の持つ知識や情報をチームでシェアすれば、営業スキルに乏しい社員の教育に役立ちます。
成功事例はプロセスを参考にできるだけでなく、ノウハウとして蓄積できるのもメリットです。
営業活動とは関係ないタスクを削減する
営業活動とは関係ないタスクは削減してください。
営業職は業務量が多い傾向があるため、営業活動とは関係のないタスクが多いと目標を達成できない恐れがあります。
まず、今の営業タスクを見直してみてください。その中で営業活動に関係ないタスクを削除しましょう。余計なタスクを削除すれば、本来の業務に注力できます。
業務効率を上げるには、タスクに優先順位を付けるのも有効です。
ボトムアップ式で社内の意見を吸い上げやすくする
ボトムアップ式で、社内の下層部署の意見を吸い上げやすくしましょう。
一般的には上層部が意思決定を行い、下層部署が行動するトップダウン式が多い傾向があります。
トップダウン式では、下層部署の意見が上層部に届かないため、モチベーションダウンの低下につながりかねません。
そこでボトムアップ式を採用すれば、下層部署の意見を踏まえた意思決定が可能になります。
個人のキャリアプランを達成するための支援をする
個人のキャリアプランを達成するための支援は、モチベーションアップにつながります。
キャリアプランは、将来自分がどうなりたいのかを考えるに当たって、中長期的に計画を立てることです。
目標があり会社に所属していても、キャリアアップを実現できるとは限りません。
しかし、会社がキャリアプランを描く支援をすれば、自分が何をすべきかを把握できます。目標を明確化できるので、結果的にモチベーションアップにもつながるでしょう。
営業成績が可視化できるツールを導入する
営業成績が可視化できる、ツールを導入するのも有効です。
営業活動で成績を残しても、それを確認できるものがなければモチベーションの低下に繋がる恐れがあります。
そこでツールを活用して営業成績を可視化すれば、自分自身で成績を確認できますし、チーム内でも個々の営業成績を確認できます。
ツールでは営業のプロセスを可視化することもできるため、チーム内での情報共有にも役立つでしょう。
営業のモチベーションアップに役立つツールはSales Performer(セールスパフォーマー)
運営会社 | 株式会社セブンティーン |
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料金(税込) | 月額利用料:2,750円/1ライセンス 閲覧ライセンス:0円 初期費用:別途必要(要問い合わせ) |
主な機能 | リアルタイムでグラフ化 オフィスサイネージ 速報メール自動配信 トレンド分析・着地予測など |
Sales Performer(セールスパフォーマー)は、チーム内の営業成績を可視化するクラウド型システムです。
個々の営業成績をリアルタイムでグラフ化し、目標を達成した社員にはバラを咲かせたり、顔写真を掲載したりもできます。
速報をメールで自動送信する機能や、社内ディスプレイに大きく表示する機能もあるので、モチベーションアップに役立つでしょう。営業チームを活性化させるために、ぜひ導入してみてください。
まとめ:営業チームのモチベーションは仕組みを整えて維持させよう
営業チームのモチベーションが下がれば、営業成績にも影響しかねません。
チーム全体のモチベーションをアップさせ維持するには、個々への対応や情報共有など仕組みを考えた対策が必要です。
本記事で紹介したモチベーションを高める方法や、営業活動を可視化するツールを活用して、チーム全体のモチベーション維持を図ってください。