オンライン商談ツールおすすめ11選!選び方や導入メリットも解説
コロナ禍でのリモートワークが推奨される中、商談のオンライン化も進んでいると感じているのではないでしょうか。
そんな中で、オンライン商談ツールを活用する企業も増加しています。
そこで本記事では、おすすめのオンライン商談ツール11選を紹介していきます!選び方や利用する際の注意点もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン商談ツールとは?
オンライン商談ツールとは、オンライン上で商談を行うシステムのこと。
オンライン商談ツールを活用することで、会議室だけでなく自宅やコワーキングスペースなどあらゆる場所で商談を行えます。
オンライン商談ツールには、主に下記機能が搭載されています。
● トークスクリプト表示
● リアルタイムでの資料編集
● 商談中のチャット機能
● 自動文字起こし
● 画面上の資料共有
● オンライン名刺交換
● 録画機能
● ホワイトボード機能
このように、オンライン商談を円滑に進めるための幅広い機能が備わっているため、高品質なミーティングが可能になります。
オンライン商談ツールの選び方
オンライン商談ツールを選ぶうえで、意識すべき5つのポイントを紹介します。
1. 商談に必要な機能が充実しているか
2. 画像や音声の品質は高いか
3. 動作や接続環境が双方に適しているか
4. 料金・課金形態は適切か
5. 操作はしやすいか
商談に必要な機能が充実しているか
まず、商談に必要な機能の充実度を確認しましょう。
オンライン商談ツールは、ビデオ通話や資料共有、ホワイトボード機能やバーチャル背景を設定できるものまでさまざまです。
自社の商談目的や売り込みたい商品・サービスに応じて、どのような機能があると商談がスムーズに運ぶかなど検討した上で選びましょう。
画像や音声の品質は高いか
画像や音声の品質も選定ポイントです。
オンライン商談で、届けたい情報を正確に伝えられるかは、画像や音声の品質によって左右されます。
中には1対1ならスムーズでも、人数が増えるほどにデータ量が膨らみ、重くなるものもあるでしょう。
通信環境や接続人数を考慮して、利用シーンに適したツールを選んでください。
商談する顧客の接続人数や使用端末の種類を確認し、利用シーンに適したツールを選びましょう。
なおツールによっては、通信環境によって最適な画質と音質に自動調整するものもあります。
動作や接続環境が双方に適しているか
動作や接続環境が適しているかも選ぶうえでのポイントです。ツールによっては、ブラウザの種類やOSが特定される場合もあります。
自社だけでなく、取引先の接続環境にも適したツールを選ぶようにしましょう。
料金・課金形態は適切か
料金・課金形態が自社の予算に合っているかも大切なポイントです。
オンライン商談ツールは、完全無料や有料プランのタイプなどさまざまです。
有料ツールの場合、備わっている機能の種類によって月額料金や課金形態が異なります。自社の予算に合ったものを選びましょう。
操作はしやすいか
そして、操作のしやすさも重視する点です。
オンライン商談が増えているとはいえ、システム操作が苦手な顧客やオンライン商談を活用していない企業も少なくありません。操作が複雑なツールでの商談は、相手への負担が大きくなります。
操作のしやすさを重視するのであれば、招待URLで接続可能なもの、チャット機能や資料共有ボタンが分かりやすいといった、操作が簡易的なツールを選びましょう。
オンライン商談ツールのおすすめ11選
それでは、おすすめのオンライン商談ツールを11選紹介していきます。
- Chat&Messenger
- Zoom
- Google Meet
- Surfly
- ベルフェイス
- VCRM
- Whereby
- どこでもSHOWBY
- V-CUBE
- meet in
- ジンジャーミーティング
Chat&Messenger
Chat&Messengerは、ビジネスチャットやWeb会議、スケジュール、文書管理、勤怠管理を統合したグループウェアです。
すでに5,000社以上の導入実績があり、継続率も97%。ITreviewで5冠を受賞するなど、ユーザーから高い支持を集めています。
オンプレミスとクラウド型両方に対応しているため、導入段階で迷うことはありません。
無料で利用できるプランもありますので、安心して気軽にお試しできるでしょう。
特徴 | 政府関連(2000ユーザー)、大手銀行グループ(5,000ユーザー)、県庁、 東京区役所、全国市役所、病院、企業などで全社導入 レビューサイト ITreview で5冠を受賞 IT補助金認定ツール |
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費用 | 無料 プレミアム(LAN用デスクトップ版):月額200円(目安) ビジネス(LAN用デスクトップ版):10,000円 オンプレミス(CAMServer):月額150円〜 クラウド:月額300円〜 |
Zoom
Zoomは、オンライン会議が得意なシステムのひとつで、オンライン商談ツールとして活用できます。画質と音質は共に良好で、録画機能やチャット機能、バーチャル背景や外見補正といった機能が充実しています。
主催者が設定するURLをクリックするだけで接続でき、チームでの打ち合わせ、大人数が参加する会議やセミナーまで幅広いシーンで利用できます。
特徴 | URLクリックで参加可能で操作も簡単 少ない通信量で安定した音声と映像 バーチャル背景、外見補正機能搭載 録画機能付きでクラウド保存が可能 |
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費用 | 初期費用:無料 基本料金:無料 プロ:年間20,100円/1ユーザー ビジネス:年間26,900円/1ユーザー ビジネスプラン:年間31,250円/1ユーザー |
Google Meet
Google Meetは、Google社が提供するオンラインコミュニケーションツールです。
Googleアカウントで利用でき、主催者が発行したリンクに接続して参加します。無料版と有料版があり、無料版でも1対1の最長接続時間が24時間と、時間を気にせず利用できます。
ただし、録画やチャット機能は有料版のみとなるため、高度な機能を必要とする商談を行う場合は有料版がいいでしょう。
特徴 | Googleアカウントで利用する 無料版では最大100名、最長60分まで可能 ユーザー情報保護機能とプライバシー保護機能によりセキュリティ対策が万全 ネットワーク環境に応じて最適な映像と音声を自動設定 |
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費用 | 初期費用:無料 基本:無料 Business Starter:月額680円/1ユーザー Business Standard:月額1,360円/1ユーザー Business Plus:月額2,040円/1ユーザー |
Surfly
Surfly(サーフリー)は、専用のWebページにアクセスし商談を行えるオンライン商談ツールです。
双方のPCにアクセスせずSurflyを経由するため、セキュリティ面も安心して利用できます。
特徴 | ダウンロード・インストール不要 マニュアルなしで扱えるシンプルな操作パネル スマホ、タブレットの互換性に優れている 参加者全員が入力できるペンモード機能 14日間の無料体験有り |
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費用 | 初期費用:無料 利用料金:要問い合わせ |
ベルフェイス
ベルフェイスは、国内企業の導入実績が最も高いオンライン商談ツールです。
顧客のITリテラシーに応じて4つの接続方法を選択でき、どのブラウザからも入室可能です。
特徴 | どのブラウザからも接続できる 録音・録画機能あり デジタル名刺の紹介機能 ホスト側のみに表示される自動トークスクリプト機能 サポート体制が充実している 外見補正モード搭載 |
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費用 | 要問い合わせ |
VCRM
VCRMは、事前登録やアプリのインストールが不要で2種類の接続方法が選べるオンライン商談ツールです。月額5,500円(税込)から利用でき、1つの商談に最大10名まで参加可能です。
導入コンサルやチャットサポートサービスがあり、初めてオンライン商談ツールを使う場合でも安心して利用できます。
特徴 | 安心のサポート体制 1ルーム最大10名まで利用可能 契約前のお試し利用可 リアルタイムでの資料共有可 10日間の無料トライアル有り |
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費用 | 初期費用:98,000円 月額5,000円〜/1ルーム(※1ルームから導入可能) 追加1ルーム:5,000円 |
Whereby
Wherebyは、シンプルな操作に強みを持つオンライン商談ツールです。主催者側が専用アプリに登録し発行したURLを相手先に送るだけでオンライン商談を行えます。無料と有料の2つのプランがあります。
特徴 | 主催者側のみアプリ登録(参加者は登録不要) 1対1の通話は無料で時間無制限 無料プランのグループ通話は最長45分可能 有料プランではグループ通話時間無制限・画面共有可・録画可 |
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費用 | 月額費用 フリー:無料 プロ:$6.99(約944円) ビジネス:$9.99(約1,349円) (年間払い有り。詳細は公式サイト参照) |
どこでもSHOWBY
どこでもSHOWBYは、事前のアカウント発行が不要でオンライン商談ができるツールです。サイトで用意されたバーチャルエントランスURLをクリックするだけでわずか3秒で相手と繋がります。無料版と有料版があります。
特徴 | バーチャルエントランス標準搭載 オンライン名刺交換が可能 商談中の資料送付が可能 商談中のトークスクリプト表示機能 |
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費用 | 初期費用:無料 無課金タイプ:無料 ユーザー課金タイプ:月額1980円×人数 ルーム課金タイプ:月額5,500円×部屋 |
V-CUBE
V-CUBEは、音声と映像の絶対的安定性を持つオンライン商談ツールです。リスク回避に強みを持つV-CUBEはサービス稼働率100%を達成し、万が一のトラブルに対応する運用サポートが付いています。
特徴 | 映像・音声の安定率が抜群 シンプルなインターフェイスで操作が簡単 3DCGを活用した映像演出機能 |
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費用 | 要問い合わせ |
meet in
meet inは、専用URLにアクセスするだけで接続するオンライン商談ツールです。専用アプリのダウンロードやログイン等は不要で、資料共有機能や議事録自動作成機能といった商談に特化した機能が搭載されています。
サポート体制も充実し、オンライン商談ツールを初めて使う場合におすすめです。
特徴 | meet in専用URLへのアクセスで接続可能 商談に必要な機能が満載 (契約書捺印・画面共有・名刺表示・自動文字起こし等) 安心サポート付き |
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費用 | 要問い合わせ |
ジンジャーミーティング
ジンジャーミーティングは、機能制限なし・通話制限なしで使えるコスパ抜群のオンライン商談ツールです。1対1の商談から最大120名の大人数の会議まで幅広いシーンで活躍します。
サーバートラブル対策も万全で、セキュリティ面においても安心して利用できます。
特徴 | 1対1の通話から最大120名の大規模会議まで可能 万全なセキュリティ体制 法改正の場合には自動アップデート対応 |
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費用 | 要問い合わせ |
オンライン商談を行ううえでの注意点
とても便利なオンライン商談ですが、行ううえで注意すべき3つのポイントを紹介していきます。
1. 雑音が入りにくい環境で利用する
2. 商品やサービスの情報を届けにくい
3. 相手に伝わるようにはっきりと説明する必要がある
雑音が入りにくい環境で利用する
まずは、周囲の雑音が入りにくい環境で利用するよう心がけましょう。
カフェやレストランでの騒音は、商談の進行を妨げ、相手にストレスを与えてしまいます。そうなると、せっかくの成約チャンスを逃しかねません。
商談はビジネス上、とても重要なフェーズです。できるだけ環境音や雑音の影響を受けない場所で行いましょう。
商品やサービスの情報を届けにくい
オンライン商談では、商品の実物を見せられません。自社が売りたい商品やサービスの魅力を画面を通して届ける必要があります。
もし、オンライン商談では魅力を伝えきれないと判断した場合は、事前に相手へサンプルを提供しておく、もしくはオフラインでの打ち合わせも視野に入れると親切でしょう。
相手に伝わるようにはっきりと説明する必要がある
オンライン商談では対面で話すよりもはっきりと発声してください。通信環境によっては、ノイズの影響で表情や声が伝わりにくい場合があります。
また、ハキハキと明るい声で話すことで、顧客にも良い印象を与えられます。
オンライン商談ツールのメリット
オンライン商談ツールを活用することで得られるメリットを3つ紹介します。
1. 移動や出張削減で商談件数の増加が見込める
2. 商談にかかるコスト削減につながる
3. 商談の振り返りが可能になる
移動や出張削減で商談件数の増加が見込める
オンライン商談ツールの活用で移動や出張が減り、商談件数の増加が見込めます。
また、遠方や海外の企業とも商談をするチャンスが広がり、従来よりも広範囲でアプローチが可能になります。
商談にかかるコスト削減につながる
商談にかかるコスト削減につながることもメリットです。
オフライン商談の場合、交通費や宿泊費、会議室の使用料など費用がかかります。一方、オンライン商談なら、このような費用はかかりません。大きなコスト削減につながります。
商談の振り返りが可能になる
また、商談の振り返りが可能になるメリットもあります。
オンライン商談ツールには、録画や商談記録の解析といった機能が備わっているツールがあります。
振り返りを行い、商談中の話し方や進め方を見直し改善を重ねることで、営業スキルの向上にも役立てられます。
オンライン商談ツールに関するよくある質問
では最後に、オンライン商談ツールに関するよくある質問をみていきましょう。
● オンライン商談ツールとWeb会議システムとの違いは何ですか?
● 具体的な活用シーンを教えてください
● オンライン商談の注意点はありますか?
Q.オンライン商談ツールとWeb会議システムとの違いは何ですか?
A.オンライン商談ツールとWeb会議システムの違いについて、下記の表にまとめました。
オンライン商談ツール | Web会議システム | |
---|---|---|
音声の送受信 | 音声は電話回線で送受信 映像はインターネット回線で接続 | 音声も映像もインターネット回線で送受信 |
利用シーン | 顧客など社外との利用向け 商談に特化した機能が豊富 セキュリティ面に重視して作られている | 社内会議向け 多人数に適している |
導入方法 | インストール・ダウンロード不要 | インストール・ダウンロード必要 |
オンライン商談ツールとWeb会議システムは、どちらも業務効率化を目的としているため、シーンに合わせて使い分けましょう。
Q.具体的な活用シーンを教えてください
A.新規顧客の開拓や、既存顧客へのフォローアップ、各種問い合わせ対応で活用できます。
ツールの種類によっては、参加人数の多い社内会議やセミナー、面接、研修でも用いられます。
オンライン商談の注意点はありますか?
オンライン商談を行うにあたって、安定した通信環境や周囲のノイズ対策に注意しましょう。双方の音が聞こえづらく、相手に不快感を与えてしまいます。
また、オンライン商談を行ったパソコンや環境による情報漏洩にも注意が必要です。データの暗号化や認証システムなどの万全なセキュリティ対策を取りましょう。
まとめ:オンライン商談ツールを活用して業務効率化を図ろう
オンライン商談ツールは、新規顧客の開拓や既存顧客へのフォローアップなど、非対面で顧客とのコミュニケーションを行える便利なツールです。
オンライン商談ツールを活用することで、これまで移動や出張に当てていた時間やコストを他のコア業務に当てられます。オンライン商談ツールを導入して、営業活動の幅を広げましょう。