文字起こしAIツールおすすめ10選【2025年最新】選び方や主な機能を解説
「文字起こしAIツールを活用して、仕事を効率化したい」と考えたことがあるのではないでしょうか。
文字起こしAIツールを活用することで作業時間を短縮できますが、種類が多いため適切なツール選びが欠かせません。
この記事では、文字起こしAIツールのおすすめを10選、選ぶ際のポイントや機能とともに紹介します。
これから文字起こしツールを使いたい方や、すでに使っていて乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
文字起こしAIツールとは?

文字起こしAIツールとは、録音した音声や動画の中の話し声をAIが自動で聞き取り、テキスト(文字)に変換してくれるソフトウェアです。
たとえば、会議の録音やインタビュー、セミナーなどを録っておくだけで、あとから文字に書き起こす必要はありません。以前は人の手で時間をかけて行っていた作業を、AIが代わりにスピーディーかつ正確に行ってくれるため、仕事や勉強の効率がよくなります。
音声データをアップロードするだけで、複数人の会話や早口の発言もかなり正確に認識してくれるため、ビジネスだけでなく、教育や研究、メディアなど幅広い分野で活用されています。
文字起こしAIツールの主な機能

このセクションでは、文字起こしAIツールに搭載されている代表的な機能について4つ解説します。
- 音声ファイルからテキストを自動生成する
- リアルタイムの音声を文字起こしする
- 複数言語の翻訳に対応する
- 動画の字幕を生成する
音声ファイルからテキストを自動生成する
最も基本的な機能は、録音した音声ファイル(MP3やWAVなど)をアップロードし、それをテキストに変換するものです。
会議録音や取材音声、セミナー録音など、さまざまなシーンで活用できます。
一度アップロードすれば、数分でテキスト化が完了するため、時間の大幅な節約が可能です。
音声がクリアであるほど、変換精度も高くなります。
リアルタイムの音声を文字起こしする
近年のAIツールでは、リアルタイムで音声を聞き取りながら文字に起こす機能が注目されています。
ZoomやTeamsなどのオンライン会議と連携して、話した内容をその場でテキスト化することも可能です。
タイムラグが少なく、参加者が議事録を即座に確認できるのは大きな利点です。
通訳用途にも利用でき、ビジネスの場での活用が広がっています。
複数言語の翻訳に対応する
グローバル化が進む現代では、多言語対応の文字起こし機能が重宝されます。
英語はもちろん、中国語やスペイン語、フランス語などにも対応しているツールが増えています。
文字起こし後のテキストをそのまま翻訳できるため、外国人とのやり取りもスムーズになります。
海外の会議やインタビュー、動画コンテンツにも対応できます。
動画の字幕を生成する
動画コンテンツを作成する企業や個人にとって、字幕の自動生成機能は非常に便利です。
動画内の音声を自動で文字に変換し、時間情報と共に字幕ファイルとして出力できます。
SRT形式やVTT形式など、一般的な字幕ファイルに対応しているツールが主流です。
YouTubeやSNS動画への活用で、視聴者の理解度と視聴維持率がアップします。
文字起こしAIツールの選び方

ツールを選ぶ際には、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。以降で、特に重視すべき5つの項目を紹介します。
- 文字起こしの精度で選ぶ
- 音声認識の精度で選ぶ
- 料金体系で選ぶ
- セキュリティ対策は万全か確認する
- 無料トライアルを利用できるか確認する
文字起こしの精度で選ぶ
最も重要なのが、文字起こしの精度です。いくら早く変換できても、内容に誤りがあっては意味がありません。
精度の高いツールは、ノイズや話者の訛りにも対応しやすい傾向にあります。
レビューや無料トライアルを活用して、自分の用途に合った精度を確認しましょう。
専門用語や固有名詞への対応も見逃せません。
音声認識の精度で選ぶ
音声認識のアルゴリズムもツールごとに異なります。
音質が悪い場面でも、正確に聞き取ってくれるツールは業務効率に大きく貢献します。
特に複数人が同時に話す場面や、会議の録音などでは精度の高さが重要です。
マイクの種類や話者の距離にも注目するとよいでしょう。
料金体系で選ぶ
無料で使えるツールもあれば、有料のサブスクリプション形式のものもあります。
無料プランでは機能制限があることが多いため、自分が必要とする機能が含まれているかを確認しましょう。
コストパフォーマンスも重要な選定基準となります。
年間契約や法人向けプランがあるツールも要チェックです。
セキュリティ対策は万全か確認する
文字起こしの対象が機密性の高い会話である場合、セキュリティも無視できません。
暗号化通信やデータ保存ポリシー、第三者提供の有無などを確認しましょう。
ISOやSOCなどの認証を取得しているツールは、より信頼性が高いとされています。
業務での使用なら必須項目です。
無料トライアルを利用できるか確認する
導入前に実際の使用感を確かめることは非常に重要です。
無料トライアルを提供しているツールを選ぶことで、リスクを抑えて検討が可能です。
自社環境での動作確認や、必要機能の有無も事前にチェックできます。
納得してから課金することで、後悔のない選択ができます。
文字起こしAIツールおすすめ10選

ここでは、2025年時点で特におすすめの文字起こしAIツールを10選で紹介します。
- Notta
- Rimo Voice
- Texter
- AI AutoMemo
- Otter.ai
- 文字起こしさん
- toruno
- Synclog
- AmiVoice
- LINE WORKS AiNote
Notta

| 運営会社 | Notta株式会社 |
|---|---|
| 料金 | 無料プラン:月120分の文字起こし(1会話3分まで) プレミアム:1,185円/月(年間プラン) ビジネス:2,508円/月(年間プラン) エンタープライズ:要相談 |
| 機能 | リアルタイム文字起こし AI要約生成 マルチ言語対応(58言語) 音声・動画ファイルの文字変換 ビデオ会議プラットフォーム連携 |
| 導入サポート | あり |
| 無料トライアル | あり(無料プランあり) |
| 実績 | 霧島ホールディングス株式会社、株式会社JPデジタル、遠州鉄道株式会社 |
| 公式サイト | https://www.notta.ai/ |
Nottaは、AI技術を活用した音声・動画の文字起こしサービスです。会議やインタビュー、講演などの録音を自動的にテキストに変換し、時間の節約と生産性向上を実現します。
直感的な操作ができるインターフェースで、音声をアップロードするだけで精度の高い文字起こしが可能。58言語に対応しており、日本語と英語のバイリンガル文字起こしにも優れています。
会議中の重要ポイントやアクションアイテムを、自動的に抽出するAI要約機能も搭載。ZoomやGoogle Meet、Microsoft Teamsなどの主要ビデオ会議プラットフォームとシームレスに連携し、リアルタイムで文字起こしを行います。
Businessプラン以上では、SalesforceやHubSpot、Zapierなどの外部ツールとの連携が可能で、ワークフローの自動化や顧客管理の効率化にも貢献します。
Rimo Voice

| 運営会社 | Rimo合同会社 |
|---|---|
| 料金 | 文字起こしプラン 1,100円/月(年間プラン) プロプラン 3,300円/月(年間プラン) 法人プラン:要相談 |
| 機能 | 高精度AI文字起こし 発言者自動識別機能 雑音・フィラー自動除去 多言語対応 ChatGPT連携による要約機能 複数形式での書き出し機能 |
| 導入サポート | 専任担当者によるサポート(法人プラン) 導入マニュアル提供 |
| 無料トライアル | あり(60分間の無料トライアル) 個人プランは7日間の無料トライアル |
| 実績 | 井村屋グループ株式会社、学校法人追手門学院、株式会社JECC |
| 公式サイト | https://rimo.app/about/voice |
Rimo Voice(リモボイス)は、日本語に特化したAI自動文字起こしサービスで、会議やインタビュー、商談など様々なシーンでの音声データを高速かつ高精度にテキスト化します。
会議終了後、わずか5~10分で文字起こしと要約ができるため、議事録作成の時間と手間を大幅に削減。自然な日本語での文字起こしに対応し、句読点や段落分けも自動で行います。
音声データと文字がリンクしているため、特定の発言箇所を簡単に聞き直すことが可能。また、ZoomやMicrosoft Teams、Google Meetなどの主要なオンライン会議ツールと連携し、自動で会議の録音・文字起こしを行います。
企業の営業活動においては、顧客との商談内容を正確に記録・共有することで、情報の透明性向上とナレッジの蓄積が実現。「言った・言わない」のトラブルを防ぎ、効率的な顧客フォローアップと営業プロセスの改善に貢献します。
Texter

| 運営会社 | 不明 |
|---|---|
| 料金 | 無料プラン:リアルタイム文字起こし(1分)、画像文字起こし(1日3回) Premium M:1,500円/月 Premium M+:3,000円/月 Premium Y:7,400円/年 |
| 機能 | AI音声認識による文字起こし 画像からのテキスト抽出(OCR) 動画からの文字起こし リアルタイム翻訳機能(DeepL、Google翻訳) 自動要約機能 |
| 導入サポート | 要問い合わせ |
| 無料トライアル | あり(機能制限付き無料プランあり) |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://texter.work/ |
Texter(テキスター)は、最先端のAI技術を活用した多機能文字起こしツールです。画像や動画からも高精度な文字変換を実現し、ビジネスシーンにおける情報処理の効率化をサポートします。
音声データからリアルタイムでテキストに変換する機能はもちろん、会議の録音内容から自動で話者を識別。「えーと」「あのー」などの無意味な発声を自動除去し、読みやすい文章へと整形します。
高性能モードでは句読点や疑問符の自動挿入にも対応し、議事録作成の工数を大幅に削減。文字起こし結果はリスト形式で管理され、作成日・更新日・タイトルなどで簡単に検索できるため、情報の整理や振り返りもスムーズです。
営業活動においては、顧客との商談内容や電話対応の記録として活用可能。文字起こしされた内容はSlackなどへの自動投稿にも対応し、チーム内での情報共有がスピーディに行えます。
AI AutoMemo

| 運営会社 | ソースネクスト株式会社 |
|---|---|
| 料金 | 無料プラン:月1時間まで文字起こし可能 プレミアムプラン:1,480円/月~(初月無料、月30時間の文字起こし) ビジネスプランシングル100時間:19,800円/月 ビジネスプランシングル:99,000円/月 |
| 機能 | AI音声認識による高精度文字起こし(精度98.9%) GPT-4搭載の会議要約機能 話者自動認識と分割表示 「えー」などのフィラー自動除去 クラウド保存・共有機能 |
| 導入サポート | 法人向け専用サポート窓口あり |
| 無料トライアル | あり(月1時間まで無料で文字起こし可能) |
| 実績 | 導入企業数1,700社以上、累計アカウント数15万突破 |
| 公式サイト | https://automemo.com/ |
AI AutoMemo(オートメモ)は、AI技術を活用した会議の自動文字起こし・要約ツールで、議事録作成の手間と時間を大幅に削減します。OpenAI社の音声認識モデルWhisperを採用し、99%の高精度な文字起こしを実現しています。
録音した音声は自動でクラウドにアップロードされ、AIが文字起こしを行います。自然な位置に句読点が入り、「えー」などの無意味な発声も自動で除去。さらに話者を自動で認識して、発言ごとにブロック分けして表示するため、誰が何を発言したのかが一目瞭然です。
GPT-4を搭載した要約機能では、文字起こし結果から重要なポイントや決定事項を自動抽出。会議全体の要約と話者ごとの発言要約を表示するため、効率的に議事録を作成できます。保存されたデータはキーワード検索にも対応し、膨大な会議録から必要な情報をすぐに見つけられます。
営業活動においては、商談を録音・文字起こしすることで、顧客の関心事や課題を正確に記録。AIが内容を整理して次回の提案づくりをサポートします。
Otter.ai

| 運営会社 | Otter.ai |
|---|---|
| 料金 | Basic:無料 Pro:$8.33/月(年間プラン) Business:$19.99/月(年間プラン) Enterprise:要相談(年間プラン) |
| 機能 | リアルタイム文字起こし AIによる自動要約 話者の自動識別 会議内容へのAIチャット機能 テキストの検索・編集 |
| 導入サポート | 無料トライアル、Enterpriseプランではデモあり |
| 無料トライアル | あり(Basicプラン) |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://otter.ai/jp |
Otter.aiは、会議やインタビューの音声をリアルタイムで文字起こしするAIツールです。高精度の音声認識技術により、話し言葉を瞬時にテキストに変換し、議事録作成の時間と労力を大幅に削減します。
AIが発言者を自動識別する機能により、誰が何を話したかを明確に記録。また、重要なポイントを抽出する自動要約機能も備えており、長時間の会議内容も素早く把握できます。
営業シーンでは商談内容の正確な記録が可能となり、メモを取る手間なく顧客との対話に集中できます。商談後は自動生成された議事録を基に、迅速なフォローアップや効果的な提案書作成が可能になるため、営業活動の質と効率を高めるツールとして注目されています。
現在は英語での文字起こしに特化していますが、Otter AIチャット機能を使えば内容について日本語で質問することも可能です。グローバルなビジネスコミュニケーションを効率化したい企業におすすめのAIツールです。
文字起こしさん

| 運営会社 | 株式会社さん |
|---|---|
| 料金 | ベーシック:917円/月(年間プラン) バリュープラン:1,833円/月(年間プラン) プレミアムプラン:2,750円/月 |
| 機能 | 音声・動画のAI自動文字起こし 画像からの文字抽出機能 話者分離対応 字幕ファイル作成 約100言語に対応 |
| 導入サポート | セキュリティチェックシートに対応、サポートメールあり |
| 無料トライアル | あり(3分間・登録不要) |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://mojiokoshi3.com/ja/ |
文字起こしさんは、高精度AIを活用した自動文字起こしツールとして営業活動に革新をもたらします。音声データや録音した会議内容を素早くテキスト化し、顧客との商談記録や重要なインサイトを簡単に保存できます。
ブラウザ上でファイルをアップロードするだけで、わずか数分で文字起こしが完了します。さらに話者分離機能により、複数人での会話も「誰が何を話したか」明確に区別できるため、商談内容の整理や分析が容易になります。
営業リスト作成においても、録音したインタビューや市場調査を自動でテキスト化し、顧客情報や市場動向のデータベース化を効率化。医療・IT・介護などの専門用語にも対応しているため、特定業界向けの営業活動にも最適です。
無料で3分までの文字起こしを試せるので、本格導入前に実際の精度を確認できます。企業規模や利用頻度に合わせた柔軟なプラン選択ができるため、営業効率化を目指す企業におすすめのAIツールです。
toruno

| 運営会社 | 株式会社リコー |
|---|---|
| 料金 | 個人向け(有料):1,650円/月(月10時間) 法人向け(torunoビジネス):9,000円/月~(月30時間~) 法人向け(torunoビジネスAI要約):27,000円~(月30時間~) ※法人向けは税抜 |
| 機能 | リアルタイム文字起こし 画面キャプチャ自動記録 会議音声録音機能 ユーザー辞書カスタマイズ 検索・タグ付け機能 |
| 導入サポート | オンラインサポート、ヘルプセンター提供 |
| 無料トライアル | あり(3時間まで利用可能) |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://toruno.biz/ |
torunoは、会議をまるごと記録できるAIツールです。オンライン会議や対面の商談内容をリアルタイムで文字起こししながら、音声と画面も同時に記録するため、重要な情報を逃しません。
最短1クリックで記録を開始できるシンプルな操作性が特徴で、会議に集中しながら自動で議事録作成の準備ができます。ユーザー辞書機能により、企業特有の専門用語も正確に認識するため、業界や商材に関わらず高精度な文字起こしを実現します。
営業リスト作成においても、商談記録を自動テキスト化することで顧客情報の整理や分析が容易になります。重要な発言にタグ付けができるため、フォローすべき項目や提案ポイントを素早く抽出でき、顧客管理の効率化に貢献。AI要約機能付きプランでは、商談内容の要点を自動で抽出し、SFA(営業支援システム)への入力作業も効率化できます。
Windows専用のデスクトップアプリとiPhone専用アプリで利用でき、会議室でもリモートでも活躍。無料トライアルで3時間まで利用できるため、実際の商談や会議で試してから導入を検討できます。
Synclog

| 運営会社 | 株式会社チームスピリット |
|---|---|
| 料金 | ベーシック:28,000円/月 スタンダード:56,000円/月 ビジネス:95,000円/月 ※税別 |
| 機能 | 高精度AI音声認識・文字起こし 自動話者分離機能 生成AIによる自動要約 単語辞書登録機能 Salesforce連携 |
| 導入サポート | オンラインサポート |
| 無料トライアル | あり(2週間) |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://www.synclog.ai/ |
Synclogは、高精度AI技術を活用した議事録作成ソリューションです。ワンクリックという直感的な操作で会議の録音から文字起こしまでをシームレスに実行し、貴重な商談内容を正確に記録します。
自動話者分離機能により、複数人での会話でも「誰が何を話したか」を明確に区別。顧客との対話を精緻に記録できるため、重要なニーズや要望を見逃すことなく営業戦略に活かせます。また、専門用語や社内用語も辞書登録できるため、業界特有の表現も高精度に認識します。
営業リスト作成においても、Salesforce連携機能を活用することで顧客情報や商談内容を効率的にデータベース化。商談後の要点を生成AIが自動要約するため、営業日報作成の手間を大幅に削減し、次のアクションに素早くつなげられます。
2週間の無料トライアルで実際の効果を体験できるため、営業プロセスの効率化を目指す企業におすすめのAIツールです。
AmiVoice

| 運営会社 | 株式会社アドバンスト・メディア |
|---|---|
| 料金(税込) | 汎用エンジン:1時間99円~ 領域特化エンジン:1時間148.5円~ 毎月60分無料 |
| 機能 | 高精度AI音声認識 専門用語や固有名詞の登録機能 発話区間のみの課金システム 複数言語対応(日本語・英語・中国語・韓国語) |
| 導入サポート | 専門技術スタッフによる無償サポート |
| 無料トライアル | あり(毎月60分まで無料) |
| 実績 | FCNT合同会社、Hamee株式会社、京セラ株式会社 |
| 公式サイト | https://acp.amivoice.com/ |
AmiVoiceは、日本の音声認識市場で国内シェアNo.1を謳うAI文字起こしソリューションです。
1997年創業のアドバンスト・メディアが開発した独自技術により、会議や商談、医療現場など多様な環境での音声をテキスト化します。インターネット接続なしでも利用できるスタンドアローン型のため、機密情報を含む会議でも安心して使用できます。
AmiVoiceは単に音声を文字に変換するだけでなく、発言者の自動識別や「えっと」などの言い淀みを自動削除する機能も搭載。録音から文字起こし、編集、要約まで一貫して行えるワンストップソリューションとして、議事録作成の時間と負担を大幅に軽減します。
LINE WORKS AiNote

| 運営会社 | LINE WORKS株式会社 |
|---|---|
| 料金 | ソロ:1,440円/月(年間プラン) チーム:19,800円/月(年間プラン) ビジネス:54,000円/月(年間プラン) エンタープライズ:162,000円/月(年間プラン) ※税抜 |
| 機能 | 高精度AI音声認識による文字起こし 世界トップクラスの話者分離機能 Zoom/Teams/Webex/Google Meetとの連携 AI要約機能(有料プランのみ) 複数言語対応(日/英/中/韓) |
| 導入サポート | メールサポート(平日9:00~18:00) |
| 無料トライアル | あり |
| 実績 | 要問い合わせ |
| 公式サイト | https://line-works.com/products/ainote/ |
LINE WORKS AiNoteは、AI技術を活用した高性能な音声文字起こしツールです。
会議やインタビューなどの音声データを自動でテキスト化し、世界トップクラスの話者分離技術によって誰が何を話したかを正確に記録します。専門用語やよく使う単語を登録することで、さらに認識精度を向上させられるため、業種や部門に関わらず幅広く活用できます。
議事録作成の手間を大幅に削減し、ビジネスの効率化と生産性向上に貢献する営業支援ツールとして注目されています。
文字起こしAIツールの活用シーン

文字起こしAIツールはさまざまな場面で活用できます。以降では、代表的な使用シーンを5つ紹介します。
- 会議や打ち合わせの議事録作成
- 講演会やセミナーの記録
- 取材やインタビュー調査の作成
- 不在者への内容共有
- 外国語のリアルタイム翻訳
会議や打ち合わせの議事録作成
もっともよく使われるのが会議の議事録作成です。
録音データをアップロードすれば、数分で内容がテキスト化されます。
リアルタイムでの記録も可能なため、議事録作成の時間と手間を大幅に削減できます。
テキストデータをそのままメールで共有すれば、情報共有もスムーズです。
講演会やセミナーの記録
長時間の講演やセミナーを録音し、後から内容を文字に起こすことで、復習や資料作成に活用できます。
話者が多い場合でも、話者ごとの区別ができるツールを選べば便利です。
資料としての再利用価値も高く、社内ナレッジの蓄積にも役立ちます。
後から要点を確認したいときにも有効です。
取材やインタビュー調査の作成
記者やライターにとって、文字起こしツールは欠かせない存在です。
インタビュー内容を正確にテキスト化することで、記事作成の質とスピードが向上します。
聞き逃しや書き間違いを防ぐうえでも大きなメリットがあります。
過去の会話内容の検索も簡単になります。
不在者への内容共有
会議に参加できなかった人へ、議事録を通じて内容を伝えられます。
リアルタイムでの記録を活用すれば、その場で内容のチェックも可能です。
チーム全体の情報共有をスムーズに行うためにも有効です。
属人化を防ぎ、業務の効率化にもつながります。
外国語のリアルタイム翻訳
文字起こしAIツールの中には、リアルタイムで翻訳もできるものがあります。
海外とのWeb会議などで、同時通訳の代わりとして使うことも可能です。
言語の壁を越えたスムーズなコミュニケーションが実現します。
多言語チームでの業務でも活用されています。
文字起こしAIツールを活用するメリット

文字起こしAIツールを使うことで得られる主な3つのメリットを紹介します。
- 作業時間を短縮できる
- 聞き間違いや書き漏れを防げる
- 情報共有がしやすくなる
作業時間を短縮できる
手作業による文字起こしには、何倍もの時間がかかります。
AIツールを使えば、数分で完了するケースも多く、作業効率が劇的に向上します。
他の業務に時間を使えるため、生産性の向上にもつながります。
特に大量の音声データを扱う場合に大きな効果があります。
聞き間違いや書き漏れを防げる
人力による文字起こしでは、どうしても聞き間違いや書き漏れが起きやすいです。
AIツールは正確に聞き取って記録するため、信頼性が高まります。
重要な情報の漏れを防ぎ、内容の正確性を担保できます。
確認作業も楽になるでしょう。
情報共有がしやすくなる
文字データにすることで、検索・共有・編集が簡単に行えます。
会議内容をメールで共有したり、資料に転用するのもスムーズです。
テキスト化された情報は、業務の中で何度も再利用可能です。
ナレッジの蓄積にも貢献します。
文字起こしAIツールを活用するときの注意点

便利なツールですが、使う際に注意すべき点もあります。
主に注意すべき点について3つ紹介します。
- 音声の質が低いと正確に認識されないことがある
- 専門用語や固有名詞は誤変換されやすい
- 最終的なテキストの確認・修正が必要な場合がある
音声の質が低いと正確に認識されないことがある
マイクの性能や周囲の雑音により、認識精度が下がることがあります。
できるだけクリアな音声環境で録音・使用することが大切です。
録音時の環境整備にも気を配りましょう。
ノイズキャンセル機能付きマイクなどの使用がおすすめです。
専門用語や固有名詞は誤変換されやすい
一般的でない言葉は、AIが正確に認識できない場合があります。
事前に辞書登録できる機能があるツールを選ぶと、変換精度が向上します。
業界ごとの用語に対応しているかチェックすることが重要です。
定期的な学習機能があるツールも注目されています。
最終的なテキストの確認・修正が必要な場合がある
完璧に文字起こしできたとしても、文法や表現の調整は必要です。
必ず人の目で確認し、必要に応じて修正してください。
AIにすべてを任せきりにしないことが、品質維持のポイントです。
また、編集の支援機能があるツールも検討するとよいでしょう。
AIを活用した文字起こしツールなら「CollaPath」がおすすめ

| 運営会社 | 株式会社ディグロス |
|---|---|
| 料金 | 0円/月(3人まで・半年期)~80,000円/月(120人まで)、121人以上は要問い合わせ |
| 機能 | AIテレアポ(コール自動化) セールスパフォーマー(営業モチベーション向上) 日程調整(予定表連携) |
| 導入サポート | メール・電話によるサポート |
| 無料トライアル | 3人まで半年間無料 |
| 実績 | 株式会社武蔵野、アップルオートネットワーク株式会社、株式会社ナサホーム |
| 公式サイト | https://dgloss.co.jp/collapath/ |
CollaPathは、AIを活用した次世代の営業支援ツールです。特に注目すべきは、通話内容を正確に記録する文字起こし機能です。
「AIテレアポ」機能では、コールから受付通話までのプロセスを完全自動化。AIが担当者につながる可能性の高い通話のみを選別し、約7割の架電コスト削減を実現します。文字起こし機能により、オペレーターへの正確なフィードバックが可能となり、先方担当者名のヒアリング結果も自動収集されます。
さらに「セールスパフォーマー」機能で営業チームの数字意識とモチベーションを向上させ、「日程調整」機能はGoogleカレンダーやOutlookと連携して商談設定からフォローアップまでを自動化。営業活動全体をシームレスに統合します。
まとめ:文字起こしAIツールを活用して効率よく作業しよう

文字起こしAIツールは、業務効率化や情報共有の手段として非常に優れた存在です。2025年現在では、多くの高性能なツールが登場しており、それぞれが独自の機能と強みを持っています。
利用目的や予算に合わせて適切なツールを選ぶことで、業務のスピードと正確性が大幅に向上します。
また、精度だけでなく、セキュリティ面やサポート体制もツール選びの重要なポイントです。機密性の高いデータを扱う場合には、情報漏洩のリスクを最小限に抑える工夫が求められます。
無料トライアルを活用して、実際の使用感を確かめたうえで、必要な機能を過不足なく備えたツールを選びましょう。


